2025年1月1日から、自立式パターの使用方法が制限されました。
ゴルフ規則は一般的に4年に1度のサイクルで改定されます。
またゴルフルールが段階的に導入されるケースがあり、導入時期はプロツアーレベルが早期に導入。
また一般のアマチュアには、遅れてルール適用されます。
この記事では、自立式パターの規制内容の解説と、段階的に導入される新ルールをまとめました。
- 2025年から自立式のパターの規制!
- 新ルール導入は通常4年サイクル!
2025年から自立式のパターの規制!

2025年1月1日から、ゴルフルールの変更がありました。
それ変更内容は、自立式パターの使用方法が変わります。
自立式パターをボールの後ろに立ててラインを読むことが禁止されました。
「自立式パターを使ってはいけない」という意味ではありません。
ストロークするために、自立式パターを利用するのは問題ありません。
つまり、パターとしての機能は変わらないです。
違反すると2打の罰が科されます。
この変更は、ゴルフの公平性を保つために導入されたようです。
- 自立式パターでラインを読むと、ほかのプレーヤーより有利になる
- プロの試合でも使用され、批判の声が上がっていた
この新ルールは、ゴルフ界全体で公平な競技環境を作るための重要な一歩。
プレーヤーは、従来の方法でラインを読む技術を磨く必要があります。
自立式パターは、ボールの後ろに立てて使用できる特殊なパターです。
重いヘッドと軽いシャフトの組み合わせにより、グリーン上で自立します。
プレーヤーはパターを立てた状態で後方に回り、フェースの向きを確認・調整することができます。
これにより、より正確なラインの読みとアドレスが可能になります。
2025年から、自立式パターをボールの後ろに立て、ラインを読む使用方法が禁止されます。
新ルール導入は通常4年サイクル!
新しいゴルフルールの導入は、通常4年サイクルで行われます。
また、重要な変更の場合、長期的な計画で段階的に導入されることがあります。
過去のゴルフルールで、段階的に導入された例を紹介します。
溝の規則変更(2010年1月1日施行)

2010年に導入された新しい溝の規制は、ゴルフクラブの性能を制限し、プレーの公平性を高めることを目的としました。
この規制は、プロツアーから段階的に適用され、2014年にはアマチュア競技に拡大されます。
2024年1月1日からは一般アマチュアにも適用。
ロフト角25度以上のクラブの溝の体積と縁の鋭さに制限が設けられました。
溝の規制前はラフからショットしても、グリーンにボールがよく止まり、大きな恩恵があった記憶があります。
U字型の深い溝には、ラフの芝や水分を効果的に排除して、フェアウェイと同程度のスピンがかかりました。
自立式パターの規制(2025年1月1日施行)
冒頭で紹介したように、自立式パターの規制は2023年のゴルフルール改正で決定され、施行は2025年1月1日からです。
新ルールでは、ボールの後ろに自立式パターを置いてラインを読むことが禁止され、違反すると2打の罰が科されます。
ただし、ストロークのために、パターとして使用することは許可されています。
この2年間の猶予期間は、プレーヤーや業界が新ルールに適応するための時間を確保するためと考えます。
飛ばないボールの基準(2028年1月1日施行)

2028年1月から適用される「飛ばないボール」の新基準では、ボールのテスト条件が変更されるそうです。
ヘッドスピードが125mph、打ち出し角11度、スピン量2220rpmで打たれたときの最大飛距離が317ヤードに制限されます。
プロアマを問わず、競技では「適合球」でプレーしなければなりません。
これにより、トッププロで13〜15ヤード、平均的なツアープロで9〜11ヤードの飛距離の減少が予想。
一般アマチュアへの影響は5ヤード以下と言われており、あまり影響がないと言えるでしょう。
2030年から適用され、この規制はゴルフの持続可能性を目的としています。
新基準は、20年前に設定された「ヘッドスピード時速120マイル(約53.64m/s)=ボール初速176マイル(約78.68m/s)相当、回転数2520rpm、打ち出し角10度」から「ヘッドスピード時速125マイル(約55.88m/s)=ボールスピード時速183マイル(約81.81m/s)相当、スピンレート2220rpm、打ち出し角11度」となる。
引用元:GDO
まとめ
2025年1月1日から、ゴルフにおける自立式パターの使用方法が大きく変わりました。
新ルールでは、ボールの後ろに自立式パターを置いてラインを読むことが禁止され、違反すると2打の罰が科されます。
この変更は、4年サイクルで行われるゴルフルール改正の一環です。
プレーヤーがストロークのために、自立式パターを使用することは許可されています。
この規制は、競技の公平性を高め、プレーヤーのスキルをより重視することを目的としているそうです。
総合的にまとめると、2025年のルールは、あまり影響がないと思われます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。