ゴルフ場で耳にする「オリンピック」は五輪競技ではなく、「ニギリ」と呼ばれる賭けゴルフの一種です。
カップからの距離で「金・銀・銅・鉄」と格付けされ、1パットでカップインすれば得点が入ります。
この記事では、オリンピックの基本ルールからオプションルール、得点計算方法までを詳しく解説しています。
単なるスコア勝負を超えた駆け引きの世界で、仲間との距離も一気に縮まるでしょう。
ただし、金銭などを賭けることは違法行為の賭博罪にあたるため、十分な注意が必要です。
- オリンピックの概要と基本ルール
- オリンピックのオプションルール10選
- オリンピック得点の計算方法!
- 賭けゴルフ(ニギリ)に注意
オリンピックの概要と基本ルール

ゴルフの「オリンピック」は、グリーン上での1パットの成功を競う賭けゴルフの一種です。
カップからの距離で金・銀・銅・鉄と格付けされ、1パットで成功すれば得点ポイントを獲得できます。
単純なスコア勝負ではなく、各ホールでの駆け引きや緊張感を楽しめるため、ゴルフ仲間との交流を深める人気のゲームとして親しまれています。
オリンピックの概要
ゴルフの「オリンピック」は、グリーン上から1パットでカップインできるかを競うゲームです。
- グリーンにボールが乗った時点で、カップから遠い順に「金」「銀」「銅」「鉄」と格付けされる
- 最初のパットで入れば、格付けに応じてポイントを獲得できます
- パッティングが1パットで入らなければポイントはゼロです
ゴルフのオリンピックが人気なのは、単純なスコア勝負だけでなく、各ホールごとに緊張感や駆け引きを楽しめるからでしょう。
オリンピックでは、プレーヤーがパターを1パットで入れられるかが、勝負の勝敗を分けます。
ゴルフのオリンピックは、ゴルフ仲間やコミュニケーションを深める手段として親しまれています。
オリンピックの基本ルール
ゴルフのオリンピックは、グリーン上でプレーヤーが、1パットでカップインできるかを勝負します。
- 全員がグリーンオン後、カップから遠い順に金(4点)・銀(3点)・銅(2点)・鉄(1点)と順位を格付け
- プレーヤーが1打目でパットが入れば順位に応じた得点を獲得でき、外すと0点です。
- グリーン外から直接入れるとダイヤモンドで5点獲得できます
パットの技術だけで競い合えるため、初心者でも上級者に勝てる可能性があり、仲間同士で盛り上がれる人気ゲームです。

オリンピックのオプションルール10選

ゴルフの「オリンピック」には、独自のオプションルールを採用されゲーム性をさらに高めます。
例えば、グリーン外からの直接カップインで高得点が得られる「ダイヤモンド」や、バンカーショットからの1パット成功でポイントを獲得できる「砂イチ」といった要素が存在します。
このゲームは単なるパッティング技術だけでなく、グリーン周りのアプローチショットの精度も重要な要素となっており、プレイヤーの総合的なショートゲーム能力が試されます。
- ダイヤモンド
- 砂イチ
- 竿イチ宣言制
- 焼き鳥
- マイナス3パット
- ニアピン賞
- バーディ賞
- イーグル賞
- くず鉄
- お友達
①ダイヤモンド
グリーン外からショットをし、直接カップイン(チップイン)した場合に適用されるルールで、通常より高いポイント(例:5点)が獲得できます。
プレーヤーの運もありますが、技術力が試される場面で大きな得点を狙えます。
②砂イチ

バンカーショットから1パットでカップインした場合にボーナスポイント(例:3点)が加算されます。
プレーヤーは、バンカーからの正確なショットとパッティングが求められます。
③竿イチ宣言制

パットを打つ前に「竿=1パットで入れる」と宣言し、成功した場合に追加ポイント(例:5点)がもらえるルールです。
グリーンにボールがオンし、パットの距離がボールとピン間が旗竿1本分以上あれば、竿イチ宣言できます。
ただし3パット以上でホールアウトした場合、失敗とみなされペナルティ(例:マイナス3点)が課されます。
後述の⑤マイナス3パットもあるので、減点(例:マイナス6点)が課されるルールです。
④焼き鳥
ハーフ(9ホール)のラウンド中に、1ホールも1パットを成功させられなかったプレーヤーにペナルティ(例:5点)が与えられるルールです。
オリンピックは、自分のボールポジションを客観的に見て判斷します。
1パットを積極的に狙うのか、3パットしないように堅実にプレーするのかの戦略が求められます。
⑤マイナス3パット
1ホールで3回以上パットを打ってしまった場合に減点(例:マイナス3点)が課されるルールです。
短い距離でも慎重なパッティングが必要になります。
⑥ニアピン賞

グリーン上で最初のパットがカップに最も近い位置に止まったプレーヤーにボーナスポイント(例:2点)が与えられるルールです。
ショートホール(パー3)で、正確なティーショットが重要です。
ショートホールのニアピン賞は、パーの3打以内でホールアウトすることが条件になります。
⑦バーディ賞
そのホールでパーより1打少ないスコア(バーディ)を達成した場合に適用され、ポイントが(例:3点)が加算されるルールです。
⑧イーグル賞
ホールをパーより2打少ないスコア(イーグル)で終えた場合に適用されるルールで、達成すると追加で(例:6点)のポイントが付与されます。
このイーグル賞は、実際にこの条件を満たすことは稀で、滅多に見られない出来事といえるでしょう。
⑨くず鉄
グリーン上でカップに最も近い位置にボールを置いたプレーヤー(通称「鉄」)が対象になります。
1パットを狙って失敗した場合に、ペナルティ(例:-1点)が課される厳しいルールです。
プレーヤーにリスクとリターンを考えた、戦略的な判断が求められます。
⑩お友達
各ホールで、前ホールの1番(オナー)と3番目の打順のプレーヤーがペアを組み、もう1組は2番目と4番目がペアを組みます。
このペアは、毎ホール打順が変わるたびに再編成されます。
ペア同士で得点が連動し、一人が「バーディ賞」などで得点を獲得すると、その相手のペアに加算されます。
逆にマイナス得点も同様にペア全体に影響します。
相性やチームワーク、運が結果に大きく関わるため、戦略性と緊張感が高まるルールです。
オリンピック得点の計算方法!

ゴルフの「オリンピック」は、ホールごとに「金」「銀」「銅」「鉄」の順位で1点〜4点が付与され、1パットの成功が得点獲得のポイントとなる賭けゴルフです。
最終的な得点計算は「自分の合計点×参加者数-全員の合計点」の計算式で行われ、プラスになったプレーヤーが勝者となります。
オリンピック得点の計算には、自分好みの専用アプリを利用し、スコア管理もデータとして活用してみましょう。
基本ルールの得点と計算
冒頭で触れたように、ゴルフのオリンピック形式では、ホールごとの順位に応じてポイントが付与されます。
1位は(金)で4点、2位は(銀)で3点、3位は(銅)2点、4位は(鉄)で1点です。
オプションルールとして、グリーン外からチップインすると5点が追加されます。
1ラウンド(18ホール)で、各ホールの得点を合計し、同伴者同士で最終的なポイントで順位を競います。
計算方法を具体例で解説
①ショートホールでニアピン賞・バーディ賞
ショートホールでニアピン賞とバーディ賞を獲得し、以下の条件を満たした場合の合計得点が計算されます。
- ニアピン賞(2点):ショートホールの同伴者の中で、カップに最も近い位置にボールを止めたプレーヤーに与えられる得点です。
- バーディ賞(3点):そのホールでパーより1打少ないスコア(バーディ)が達成した場合に加算される得点。
- 鉄(1点):カップに最も近い位置から、1パットでカップインした場合に獲得できる得点。
上記をすべて達成すると、2点(ニアピン賞)+3点(バーディ賞)+1点(鉄)の合計6点が得られます。
複数のルールが組み合わさることで、戦略的なプレーが求められる仕組みになっています。
②砂イチと竿イチ宣言

バンカーから1発でグリーンオンし、竿イチ宣言をしてから1パットでホールアウトします。
- 砂イチ(3点):バンカーショットから1打でグリーンオンし、その後1パットでカップインして加算される得点。
- 竿イチ(5点):旗1本分の竿より遠い位置から「竿イチ」と宣言し、1パットでカップインに成功した得点。
竿一の宣言が必要なため、リスクとリターンを伴います。 - 鉄(1点):カップに最も近い位置から、1パットでカップインして加算される得点。
上記をすべて満たすと、3点(砂イチ)+5点(竿イチ)+1点(鉄)の合計9点が得られます。
このルールは技術力と戦略性を試す要素が強く、プレーに緊張感を与えます。
上記は1パットで成功した事例ですが、3パットすればマイナス3点です。
③砂イチでダイヤモンド
バンカーから1発でカップインし、スコアがパーより1打少ないバーディ賞でホールアウトします。
- 砂イチ(3点):バンカーから1打でグリーンオンしても、1パットでカップインしなければ砂イチにならない。
- ダイヤモンド(5点):グリーン外から直接カップインした際に加算される得点。
- バーディ賞(3点):そのホールでパーより1打少ないスコア(バーディ)を達成した場合に与えられる得点。
上記すべて達成すると、3点(砂イチ)+5点(ダイヤモンド)+3点(バーディ賞)の合計11点が獲得できます。
④お友達で一人は3パット、相手ペアが銅で1パット
チームの一人が、3パットでペナルティが加算されます。
一方で、相方ペアが銅の条件を満たします。
お友達では、2人ペアの得点が連動する仕組みになっています。
- 3パット(マイナス3点):1ホールで3回以上パットを打った場合に課される減点。
- 銅(2点):チームのペアがそのホールで「銅」の条件を満たした場合に加算される得点です。
上記の得点がペア間で連動するため、マイナス3点(3パット)+2点(銅)の合計マイナス1点になります。
二人のペア間の点数が組み合わさり、結果的にチーム全体がマイナス1点になります。
お友達のルールは、個人のミスがチーム全体に影響を与える仕組みになっています。
最後の得点の計算式
ゴルフのオリンピックにおいて「最後の得点の計算式」は以下の通りです。
- 同伴者全員の合計得点を計算:ラウンド終了後に、同伴者全員の得点を合計します。
- 個人の得点計算:各プレーヤーの合計得点を参加者人数で掛け、その結果から全員の合計得点を引きます。
得点の計算式:(自分の合計得点 × 参加者人数)- 全員の合計得点
例として、同伴者4人でプレーします。
Aさんが24点、Bさんが12点、Cさんが8点、Dさんが4点の場合です。
- 全員の合計得点:24+12+8+4=48点
- Aさん:24×4-48=+48点
- Bさん:12×4-48=0点
- Cさん:8×4-48=-16点
- Dさん:4×4-48=-32点
この計算でプラスになった人が勝者となり、マイナスになった人はその差分を支払う形式です。
この方法で公平に得点を競います。
上記の得点の結果は、Aさんの一人勝ちですね。
アプリやツールの活用
アプリやツールを利用するメリットとして、手動計算の手間が省け、間違いがなく正確で素早く計算できるためです。
また手動計算の場合、スコア集計をするプレーヤーの負担になるかもしれません。
アプリやツールを利用すれば、入力するだけでプレーに集中できます。
以下に人気の無料アプリ3つ紹介します。
賭けゴルフ(ニギリ)に注意

ゴルフでの「ニギリ」などの賭け行為は、刑法第185条により「賭博罪」として扱われる可能性があります。
金額の大小に関わらず、金銭や財産的価値のあるものを賭けることは違法行為とみなされます。
最大50万円の罰金または科料が課せられることがあります。
「少額だから問題ない」「友人間だけだから大丈夫」という考えは危険です。
ただし、食事代や飲み物など「一時的な娯楽目的のもの」を賭ける程度であれば罰則対象外とされます。
楽しいゴルフライフのためにも、法に触れる行為は控えましょう。
刑法第185条
引用文:https://www.tsukuba-com.net/glossary235/
賭博をした者は、五十万円以下の罰金または科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。
まとめ
ゴルフの「オリンピック」は、1パットの成功で点数を競う人気の賭けゴルフです。
カップからの距離で「金・銀・銅・鉄」と格付けされ、さまざまなオプションルールで戦略性が高まります。
最終得点は「自分の合計点×参加者数-全員の合計点」で計算され、プラスになった人が勝者です。
ただし金銭を賭けることは、賭博罪に該当する可能性があるため、食事代や飲み物程度の賭けにとどめ、健全にゴルフを楽しみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。