ゴルフ場のスタート時間に関する解釈とは？コースの時間配分について！

ゴルフ場のスタート時間は、ただ「時間通りにスタート」すればいいと思っていませんか？

実は、それだけではスムーズなラウンドはできないでしょう。

ゴルフ場のスタート時間には、もう一つ重要な解釈があることを知っていますか？

それは、前組との間隔を適切に保ち、スムーズにプレーを進めるという考え方です。

同伴者のペースはもちろん、前後の組との連携も大切になります。

この記事では、知っておきたいスタート時間の2つの解釈と、コースをスムーズに回るためのコツを紹介します。

ゴルフ場のスタート時間の解釈とは？

ゴルフ場のスタート時間ですが、実はちょっと分かりにくいところがありますよね。

しかし、あるゴルフ場では、スタート時間というのは、最初のティーショットを同伴者の全員が打ち終わり、乗用カートが動き出す時間で解釈するようにとプロゴルファーの方に言われたことがあります。

つまり、この解釈は、スタート時間に間に合うように余裕を持って準備しておくようにとのこと。

ゴルフ場側からのちょっとした心構えに関するアドバイスのようなものだと私は解釈しました。

なぜこのような解釈をするのか？

ゴルフ場では、スムーズなプレー進行のために、各組のスタート間隔を一定時間(多くの場合7～8分)に設定しています。

もし、最初のプレーヤーがティーショットを打つ時間をスタート時間とすると、4人全員がティーショットを打ち終わるまでに、数分かかることもあります。

この遅れが積み重なると、後続組のスタートが遅れてしまい、全体のプレー進行に影響が出てしまう可能性があります。

そのため、最初の組がティーショットを終えて、乗用カートが動き出す時間をスタート時間と考えることで、各組が時間通りにスタートできるように促していると考えられるでしょう。

具体的な事例

例えば、A組のスタート時間が8時00分だとします。

この場合、8時00分までに4人全員がティーショットを打ち終わり、乗用カートでセカンド地点に移動を開始する必要があります。

もし、最初のプレーヤーが8時00分にティーショットを打った場合、全員が打ち終わるまでに5分かかるとすると、A組のスタートは実質8時05分になってしまいます。

このように、最初のプレーヤーがティーショットを打つ時間をスタート時間とすると、後続組に迷惑をかける可能性があります。

ゴルフ場によっては、乗用カートが動き出す時間をスタート時間と解釈するように指導していると考えられます。

スタート時間の解釈の結論

結論から言うと、ゴルフ場のスタート時間に関する解釈は、ゴルフ場によって異なります。

必ずしもすべてのゴルフ場で共通しているわけではありません。

しかし、スムーズなプレー進行のためには、スタート時間に余裕を持って到着し、準備を済ませておくことが重要だと考えます。

コースの時間配分について！

ゴルフ場は18ホールあり、アウトコースとインコースのそれぞれ9ホールずつで設計されています。

ほとんどのゴルフ場では、ハーフ9ホールを2時間10分~15分で回ることを推奨しています。

その理由として、後続組に迷惑をかけないようにするためです。

前組が詰まると、交通渋滞のように後続組全員の時間が遅れていきます。

たかが数分かと思うかも知れませんが、予定時刻より1時間以上平気でズレることもあります。

だから、時間配分を守ってプレーすることが大切なのです。

では、どのようなペース配分でラウンドすればいいのでしょうか？

1ホールにかける時間帯

前述で紹介したように、ゴルフ場が推奨するハーフ2時間10分~15分というのは、9ホールをその時間でラウンドすることです。

単純計算すると、1ホールあたりにかける時間は約15分になります。

実際には、前組に離されないように注意し、スムーズにプレーを進めることが大切です。

例えば、短い(パー3)のショートホールは、ほかのホールより早く終わることがあります。

一方、難しいホールや長い(パー5)のロングホールで時間がかかってしまうこともあるでしょう。

同伴者全体のペースを考えて、スロープレーに注意しながらラウンドすることが重要になります。

ゴルフは、同伴者同士のマナーと協力で成り立っているスポーツ。

時間配分をしっかり守って、みんなで気持ちよくプレーしましょう。

ちなみに、午後のスタート時間にギリギリで来るゴルファーもいますが、遅れると後続組やゴルフ場に迷惑がかかるため、時間に余裕を持ってスタートするのがマナーになります。

まとめ

ゴルフ場のスタート時間には、「時間通りにスタートすること」に加え「前組との間隔を保ち、スムーズにプレーを進めること」という重要な意味が込められています。

ハーフ2時間15分という目安は、各ホールの所要時間だけでなく、全体のペース配分を考える上で重要です。

スムーズなラウンドのためには、同伴者のペースだけでなく、前後の組との連携も大切。

適切な時間配分を意識し、余裕を持ったプレーを心がけましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。